エビとヤングコーンの餃子:あさぬまゆみさんの一品

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「男木島の人たちは、普段どんなものを食べているのだろう?」ということが知りたくて、島のお姉さんたちがいつもマッサージチェアに座りながら談笑している「自治会館」を訪ねたときのこと。

昔ながらの和風なものとか、魚がお好きかなと推測していたところ、返ってきたのは意外な答えでした。

「ゴゴイチの餃子はよう食べる」
「餃子、好きやわー」
 ※  ゴゴイチ=551蓬莱。関西地区に展開している中華料理の飲食・販売店。

そういえば最近も、調理室に集まってみんなで餃子を作る会が開催されていたっけ。

そんな島のお姉さんたちの餃子愛に応えるように、「男木島のオリジナル餃子」を作ってくれたのは、横浜から訪ねてきてくれた料理家のあさぬまゆみさんです。

あさぬまゆみ

料理家、WEBディレクター。
飾らない焼き菓子や、家にある材料でぱぱっと作る料理が得意。
おはこ料理は、コロッケ。

 

今回使う素材は、どれも男木で獲れたのものばかり。
お肉の代わりに使うのは、漁師のあつしさんにいただいた、たくさんのエビです。

一匹ずつ、殻を剥くのは根気のいる作業ですが、もう引き下がれません。
全部の殻を剥き終わったら、包丁でミンチにします。

そこに、浜で今朝採って来たばかりのツルナと、いただきもののヤングコーンとニンニクの芽、ニンニク、生姜、青ネギを入れたら、なんとも彩り豊かな餃子のタネができました。

味付けは、男木の味噌と、醤油、酒、塩、ごま油。
つなぎに、片栗粉を少し入れ、皮に包んでいきます。

鉄のフライパンに油を引いて、こんがり焼いたらできあがり。

夕方、島の人たちとの食事会に持っていくと、あっという間に売り切れる人気ぶり。
お姉さんたちから、子供たちまで、美味しそうにほおばってくれています。

餃子に、ビールに、みんなのにぎやかな声が響く、ちょっと特別な島の夜になりました。