おつまみ試作 5月

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5月2日は、2回目となるカラオケ会。
開催日が近づくと、山へ行き、浜へ行き、季節の食材を探してはおつまみを試作する日々が始まります。

そうして男木島の春を楽しみながら、3つのおつまみができました。

一品目:クネンポの煮物

灯台道や漁港近くの山によく生えている「クネンポ」。
「クネンポ」というのは男木島独特の呼び名らしく、一般的には「イタドリ」と言います。

収穫するときは、葉っぱがまだあまり出ていないものを。
折って、「ポクッ」と音がするのが目安です。

クネンポはそのままだと酸っぱいうえに、熱に弱く、油断するとすぐドロドロに。
どうしたら酸味が抜けるのか、食感を残せるのか、島の人たちに聞いてまわりながら、たどり着いたのがこのやり方。

<作り方>
1. 皮をむく
すっと剥けると気持ち良いけれど、続けていると爪が痛くなる仕事。
遊びに来た子供達が手伝ってくれて、さくっと終わりました。

2.  10秒ゆでる
長い時間熱を加えると溶けてしまうので、沸騰した鍋に10秒だけ入れて、すぐ取り出し、冷水で冷まします。

3.  2日間、水につけておく(朝晩と水をかえながら)
水に長時間つけておくことで、酸味が抜けていきます。

4. 煮汁をつくる
2日経って酸味が抜けたところで、煮汁をつくります。
だし汁(今回はいりこ出汁) 250cc、はちみつ 小さじ2、醤油  大さじ3.5、酒 大さじ2、みりん  大さじ1を鍋に入れて、3分ほど煮立たせる。最後に、かつおぶしをひとつかみ入れたら火を止めます。

5. 煮汁の粗熱がとれたら、クネンポをつけこむ
濃いめに作った煮汁が、クネンポに染みていきます。

6. 器に盛る

二品目:ニンニクの芽と新玉ねぎの餃子

香りの良いニンニクの芽を、どっさりといただいたので、何に使おうか考えた結果、餃子をすることに。

ニンニクの芽は、あらかじめ下茹でして冷凍しておきました。

<作り方> ※ 40個分
1. 皮の生地を作る
強力粉 100g、薄力粉 120g、塩 小さじ1/2を混ぜ、熱湯160㏄を少しずつ足しながら菜箸でかき混ぜる。熱くなくなったら、手でよくこねて、ラップをかけて30分ほど置いておく。

2. 生地を40等分して丸める
まず4等分して、それぞれを棒状にし、ちぎるように分けていくとやりやすい。
両手で小さい団子状に丸めていく。

3. 丸めて、伸ばす
(2)を片栗粉をふった台の上に置き、生地にも片栗粉をふりながら、めん棒で丸く伸ばす。(包みやすい大きさに)

4.  餃子の餡を作る
豚ひき肉(または合挽き)350g、刻んだニンニクの芽 380gと新玉ねぎ 350g、男木の味噌 大さじ2、生姜パウダー 大さじ1、ごま油 大さじ2、酒 大さじ2、醤油大さじ1強を合わせて、ボウルでこねる。

5. 皮で餡を包む

6. フライパンにごま油を引いて、 表面がこんがりするように焼いたら、水80cc程度を入れて蓋をして5分ほど焼く

7. 蓋を外して、餃子の上からごま油を少し垂らし、 水分がなくなったら器に盛る

8. 酢醤油でいただく

三品目:5月のちまき(干しエビ、ひじき、たけのこ)

端午の節句が近いので、締めのご飯は、ちまきです。
男木島生活研究所の干しエビと、浜でとってきたばかりのヒジキやいただきもののタケノコを入れて炊き上げたおこわを、朝のうちに灯台道で採って来た笹の葉で包みました。
男木島生活研究所の大和さんに、干しエビの使い方や味つけをアドバイスしてもらいながら、改良を重ねた一品です。

<材料>
もち米 3合
干しエビ 35g
干し椎茸 6枚
豚ひき肉  150g
たけのこ 60g
ひじき  40g
醤油  大さじ 3.5 …A
塩 ひとつまみ … A
酒 大さじ2 …A
砂糖 小さじ2 …A

<作り方>
1. 干しエビは殻をはずし、身だけを300ccの水に一晩つけておき、殻はフードプロセッサーで粉砕する

男木島生活研究所の干しエビ

2. 干し椎茸を300ccの水でもどし、軸を落として、1cm角に刻む

3.たけのこは1cm角に、干しエビの身、ひじきは細かく刻む

4. フライパンにごま油を引いて豚ひき肉を炒め、色が変わったら、たけのこ、ひじきを加えて炒める

5. 干しエビとその戻し汁、干し椎茸とその戻し汁、調味料(A)を入れて5分煮る

6. 具と煮汁を分け、煮汁が冷めたら、もち米と煮汁を炊飯器に入れ、炊飯器の「おこわ」の目盛りよりやや少ないくらいまで、分量外の水を入れて30分置く

7. 30分置いた炊飯器に、(6)の具を乗せ、(1)の干しエビの殻をふりかけて、炊飯のスイッチを入れる

8. 炊き上がったら、よく混ぜて粗熱をとる

9. おこわを少しずつラップにとり、ボール状にして笹で包んだら出来上がり

子供たちと、 東京から遊びに来てくれたゆうちゃんに手伝ってもらいながら、むかえた夜。
島内外から集まってくれた12人のみなさんと、歌って飲んではお喋りして、今夜も楽しいひとときを過ごしました。