朝早くから、調理室に島のお母さんたちが集まっています。
今月も、「老人給食」の日がやってきました。
本日の献立は、今が旬の「ブリ」づくしです。
調理室の外で行われている、解体ショー。
ブリ大根の味付けは、まちこさんの経験と勘にかかっています。
計量なし、味見なしで、バッチリと味が決まるから不思議。
お漬けものの味付けは、みんなそれぞれ家庭の味があるから、いつもちょっとした議論に。
みんなの好みの中間をとって、ほんのり甘めの仕上がりになりました。
りんごは、ウサギになりました。
山口さんが、しっかりと数を数えて配膳してくれます。
おかげで、給食の始まりもとってもスムーズ。
これだけ大人数のご飯を、美味しく、ちゃんと時間通りにつくるお母さんたち。
長年、家庭や親戚行事を切り盛りしてきた経験の賜物だと感じます。