女木島の綿で糸を紡ぐ

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みえこさんの企画で、綿から糸を手紡ぎするワークショップが開催されました。

もともと服飾の勉強やお仕事をしていたみえこさん。
5年ほど前に高松へ移住し、その後、女木島の使われていなかった畑で綿花の栽培を始めました。
香川県では、古くから盛んに生産されていた「塩・綿・砂糖」が「讃岐三白」と呼ばれることからも、綿花は地域に根ざした作物。
今日は女木島で育った綿で、みんなで糸紡ぎを体験します。

糸紡ぎを教えてくれるのは、観音寺市で、讃岐の伝統文化である綿の栽培や技術を伝える活動をしている「NPOコットン」の西原芳正先生です。

まずは、糸紡ぎの道具である「タクリ」や糸車、弓の使い方を教えてもらいます。
ふわふわの綿を糸の先端に少し当て、先生が指でタクリを回すと、左手でつまんだ糸が天井に向けて、みるみるうちに伸びていきます。まるで手品のよう。

私たちも、タクリを使って初めての糸紡ぎに挑戦です。

最初は、糸が切れてしまったり、太くなってしまったり、なかなかうまくいきません。
でも時間をかけるうちに、だんだんと要領がつかめてきて、糸巻きの棒のまわりに、糸が少しずつ出来上がっていきます。

お昼ご飯のキッシュをみんなで食べて、午後も引き続き糸を紡ぎます。

インド発祥の紡ぎ車「チャルカ」も登場しました。
タクリを回したり、弓打ちをしたり、夢中になること約4時間。
生成された私の糸はかなり短いものだったけれど、糸を手紡ぎする技術の高度さを思い知りました。

見本として先生が持って来てくれた糸。
こんな柔らかい糸で編んだ服は、気持ち良いだろうなあ。